【『鹿男』もうひとつのストーリー、
もうひとりのヒロイン】


イトの“初恋 fallin' love”メーターは、
最悪の出会い⇒反発⇒共闘⇒思わぬ叱責
=ちょっと意識する⇒ふたりで勝ち取った勝利
⇒絶望「サンカクではない」(もとの顔に戻れない)
⇒身の上話(相手の弱いところを見せられる)
=ちょっと関心をもつ(先生ってどんな人?)

小耳に挟む、殺し文句
「(日本が滅ぼうと)放っておけないよ」
「オレの人生に奇跡をくれた」
(面と向かって言われたんではない=ウソでない)

もう堀田イト、相当ヤバイです。
脚本の相沢友子は着々と、イトの“初恋 fallin' love”の
プロットを、恋愛ドラマの王道を行くかのように進めていますw
衝突から嫌悪、疑惑から見直し、シンパシー、興味へと
イト・メーターの針は少しずつ進んでいます。
最初は私も「使い番」としての小川先生の真意を確認しようと
してると思ってたんですが、「ふられたみたい」と藤原君が
行った時の、ちょっと安堵したような表情・・・

これ、かなり来てます。
勘違いしてました。多部未華子って女優はもしかしたら、もっと若い頃から
女の子が恋に落ちる過程を演じるのが格段に上手い人なのかもしれないですね。
だからツンもデレも素晴らしいのかア・・・

なんせ首を欲しがるんですもの(笑)

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いよいよ全てを打ち明ける覚悟を固めた福はらでの夜、
なんと神々しい、仏像のような表情ですね。
全てを見通そうとでもするかのような鋭い視線。