【レンタルDVDでは物足りなくなる罠】

多部ちゃんの出演作品を楽しむのに、手っ取り早いのは
DVD化されているののであれば、TUTAYAとか GEOといったお店で
レンタルするのが、いちばんでしょう。
で、多部ちゃんの魅力にワズラうにつれ、セルDVDについてくる
特典映像というのが気になってきますよね。

そこで、私なりにそのベスト3をジャンル別に考えてみなした。

【映画作品】

1位)『ルート225』
本編も多部ちゃんの魅力満載だけど、特典映像も素晴らしいです。
ウソをつけない、媚びない、正直(すぎる?)な多部ちゃん、
笑う多部ちゃん、泣きじゃくる多部ちゃん、切り替え早すぎな多部ちゃん、
「ごめんね~」といいながら、全然謝った風でない多部ちゃん、
ツンデレでギャップ萌えな多部ちゃんのアナザーサイドが見られます。
質量ともに豊富な特典映像。イチオシです。

2位)『夜のピクニック』
『夜のピクニック』特別編についてくる特典映像。
実際の茨城県立水戸第一高等学校「歩く会」のドキュメンタリー。
実際に40kmを歩いてみようと提案するも、いざとなったら
最後列でタラタラ歩いている、メンドくさい(笑)多部ちゃん。
監督からカブト虫を見せられて、ピューーーって逃げていく多部ちゃん。
「映画の“甲田貴子”は私だから」とインタビューで珍しく胸を張る多部ちゃん。
エキストラの学生たちとUNOで遊ぶ多部ちゃん。
長澤監督のオーディオコメンタリーでの発言:
「多部ちゃんて、コンパクトに出来ている」とか
とにかく見所満載。この特典映像見たさに「特別編」を買いましたw

3位)『フィッシュストーリー』
時系列別の群像劇みたいなものだから、多部ちゃんの出番は少ないですが、
これも必見の一枚。逆鱗のライブ映像と出演者の舞台挨拶が多いです。
中村監督が多部ちゃんを評して「天才」と言いかけて、
「台本を読み込む力が凄い」と言い直す有名なインタビューを収録。
やっぱり、宇宙服を渋々着せられる多部ちゃんはチャーミングですね。
映画とかの作り手がいかに、多部未華子という女優を買っているのかが
覗える一篇ですね。


【ドラマ作品】

※『つばさ』は(誠に勝手ながら)別格とします。

1位)『鹿男あをによし』
オーディオコメンタリーも秀逸ですが、これはレンタルDVDにもついているというお買い得。
セルのものでは、何といってもインタビューがたっぷり。
「おとなしい物静かな少女」ではなかった、多部ちゃんの素顔が垣間見られます。
はるかちゃんと柴本幸2人の共演女優の反応、
惜しくも亡くなられた児玉清さんの感想が面白い。
「現代っ子」多部ちゃんの噂がちょこっと出てきます。
綾瀬はるかとのナレーションによる奈良案内。
ドラマの特典映像は(主演でないから)収録時間が短いのが難ですが、
多部ちゃんのみならず、『鹿男』の作品がお好きな方でしたら、やはり必見でしょう。
内容の豊富さではドラマ部門の筆頭株でしょう。

2位)『GM~踊れドクター』
多部ちゃんのダンサー衣装がたっぷり見れます。
あの桃子の“重たい前髪”を随分と前から始めた、とか
お医者さんらしい、処置の手順の練習とか、
「なんだかんだ言って、事前の役作りはしてるんじゃないの?」疑惑wが湧きます。
このDVDえは特に小池・生瀬等共演者陣による性格チェックとかインタビューが出色です。
「アイドルっぽくなく、気取ったところない」(小池)
「ゴロンと横になって、スポーツ新聞読んでた」(生瀬)と言った“証言”が興味深いです。

3位『ジウ』
ドラマ本編はアレでしたが、このメイキングは貴重です。
何といっても、共演の北村有起哉相手に“おやじキラー”ぶりを発揮した場面が強烈。
いや、私なら落ちてしまう自信があります(笑)
(その前に狙われませんって?)
まさにハンター多部の技を見せつけられる感じです。
あと、番組始まる前には「美咲は泣き虫で、なにを考えているのか分からない」
と言っていたのに、このメイキングでは「美咲ちゃんは鉄の意志をもつ最強のオンナ」と
多部ちゃんなりに、この役を掴んだのかなと思わせるインタビューが印象的でした
共演女優との距離感のとりかた、
メイサ「多部さん」多部ちゃん「メイサちゃん」の呼び方
(この2人。芸歴・キャリアはほぼ同等、メイサ人気の方がちょっとメジャー?)
「多部さんの方が、伊崎 基子っぽい」マイペースで動じない佇まい、
めずらしく涙なしのクランクアップ等、なかなかく興味深い映像が満載。
タベワズライが高じた方には面白いでしょうね。
ただメイキングが見たいからって言って、DVDボックス買うのは勇気要りますけどね。

(番外編)
・『対岸の彼女』・・・原作者角田光代のインタビューが圧巻。
原作者に愛される女優:多部未華子の面目躍如、
原作者から一目置かれた脚本家:神山由美子の話が面白いです。
・『ヤスコとケンジ』・・・本編ではカワイイ妹要素全開の多部ちゃん。
制作発表記者会見では、エリカ様も顔負けの不機嫌な多部ちゃんが見られます。
なにが気に入らないんでしょうか?的な男っぽい態度と
セーラー服の組み合わせがシュールです。上級者向き(笑)
・『デカワンコ』・・・とにかく可愛いの一言。
クランクアップ、バースデイ風景等多部ちゃんの魅力満載。
本編ももちろん、多部ちゃんのエポック・メイキング的作品ですね。

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ケーキにナイフを入れるスタッフを見つめる多部ちゃん。
シメのうどんを投入するボスに「ボスぅ、う、う、う~~」と懐く一子を彷彿(笑)


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みなさん、今年1年ありがとうございました。
昨年10月に多部ちゃんの魅力に目覚め、いろんな作品を見てきました。
今年3月に足を骨折して入院、暇を持て余して、ブログを開設。
みなさんに出会え、多部ちゃんを語ることができ、大変幸せでした。
重ね重ね、感謝申し上げます。

多部未華子さん、そして多部ファン(堺サンファンもW)の皆さん、
良いお年をーーーーーーーー!!


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今年の締めくくりはこ縁起物の画像で。
川越まつりのスナップですから『つばさ』のころでしょうか?
多部ちゃんの後ろの「家光」の名札にご注目。
大きな運命の兆しを感じますね。
そして、『大奥』が多部ちゃんにとって大きなマイルストーンとなるものであるならば、
運命は自分で切り拓くものなのでしょうね、きっと。







【吉岡聖恵と多部未華子】

12月25日、大みそかに放送される「第63回NHK紅白歌合戦」の曲順が発表され、
SMAPが大トリを、トリをいきものがかりが務めることが決まりました。
どーせ紅白見ないけど・・・

ネットではボーカルの吉岡聖恵ちゃんと多部ちゃんが似ているという定説がありますね。
(ほとんどネタと化していますが)
どうなんでしょう?私の感想としては・・・

似てません(爆)

ロングで黒髪時代(聖恵は現在、多部なら「君に届け」頃)を比べると、
確かにあれ?と思うほど佇まいは似ているときがありますが、
顔のパーツ(目、鼻、口)を見ると、全然違うことが分かります。
似顔絵描かれた方ならご存知でしょう)
でも、口を大きく開けたときの顔の輪郭は似てますかね。
(例:『気まぐれロマンティック』で「行くぞー」って時と、『やまたろ』のガーーーンで時)

いちばん大きな違いは、身長ですね。

チャンキヨは、165cm もある(笑)※

これはライブでリーダーの水野良樹が言ってるので、間違いありません。
「吉岡は小さい子のイメージがあるけれど、実際は大きい。
並ぶと自分が『背が低い』と思われる」そうな・・・

私も画像を見て、時々おっと思うことありますが、
聖恵ちゃんと多部ちゃんは似てません。

ただ、歌ったりお芝居したりしてるときの「輝き」「存在感」は同じものを感じます。
ふたりともワン&オンリーな存在ですね。
来年も飛躍の年となりますように祈念します。


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今年のクリスマス・プレゼントは「いきものがかりのほん」

ていうか、カミさん自分で買ったんだけど(笑)

文字量いっぱい、ディスコグラフィ網羅(シングル集めるとき便利)


いきものがかりのほんいきものがかりのほん
(2012/12/23)
NHK「いきものがかりドキュメント」制作班

商品詳細を見る

あらためて見ると、聖恵ちゃんも顔ちっちゃ!


Merry Christmas !

宇多田ヒカルさん、多部未華子さん、
そして彼女達にホレた全ての皆さんが、
毎日しあわせじゃー!
でありますように、メリークリスマス!!

serc12


【サンタさんは本当にいるの】

~1897年9月21日 ニューヨーク・サン新聞「社説」より~

ニューヨーク・サン新聞社に、このたび次のような手紙が届きました。
さっそく社説で取り上げて、お返事したいと思います。
この手紙の差出人が、こんな大切な質問をするほど、
私たちを信頼してくださったことを、
記者一同、大変嬉しく思っています。

記者さま わたしは、八つです。
わたしの友達に「サンタクロースなんていないんだ」って言っている子がいます。
パパに聞いてみたら、「サン新聞に、問い合わせてごらん。
新聞社で、サンタクロースがいるというなら、そりゃもう、確かにいるんだろうよ」
と言いました。ですから、お願いです。
教えてください。
サンタクロースって、本当にいるんでしょうか?

バージニア=オハンロン ニューヨーク市 西95丁目115番地


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


バージニア、お答えします。
サンタクロースなんていないんだという、あなたのお友達は間違っています。
きっと、その子の心には、今はやりの、何でも疑ってかかる、
うたがりや根性というものがしみこんでいるのでしょう?
うたぐりやは目に見えるものしか信じません。
うたぐりやは、心の狭い人たちです。
心が狭いために、よく分からないことがたくさんあるのです。
それなのに、自分の分からないことは、みんな嘘だと決めてかかっているのです。
けれども、人間の心というものは、大人の場合でも、子供の場合でも、
もともとちっぽけなものなんですよ。
私たちの住んでいる、この限りなく広い宇宙では、人間の知恵は、一匹の虫のように、
そう、それこそ、ありのように小さいのです。
その広く、また深い世界を推し量 るには、世の中のことすべてを理解し、
すべてを知ることのできるような、大きな深い知恵が必要なのです。

そうです。
バージニア、サンタクロースがいるというのは、決して嘘ではありません。
この世の中に、愛や、人への思いやりや、真心があるのと同じように、
サンタクロースも確かにいるのです。
あなたにも分かっているのでしょう。

世界に満ちあふれている愛や真心こそ、あなたの毎日の生活を、
美しく、楽しくしているものだということを。

もしも、サンタクロースがいなかったら、この世の中はどんなに暗く、寂しいことでしょう。
あなたのようなかわいらしい子供のいない世界が考えられないのと同じように、
サンタクロースがいない世界なんて想像もできません。
サンタクロースがいなければ、人生の苦しみを和らげてくれる、
子供らしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、
私たち人間の味わう喜びは、ただ目に見えるもの、手で触るもの、
感じるものだけになってしまうでしょう。
また、子供時代に世界に満ちあふれている光も消えてしまうでしょう。

サンタクロースがいない、ですって! 
サンタクロースが信じられないというのは、妖精が信じられないのと同じです。
試しに、クリスマス・イヴに、パパに頼んで探偵を雇って、
ニューヨークじゅうの煙突を見張ってもらったらどうでしょうか? 
ひょっとすると、サンタクロースを捕まえることができるかもしれませんよ。
しかし、例え、煙突から降りてくるサンタクロースの姿が見えないとしても、
それがなんの証拠になるのです?

サンタクロースを見た人はいません。
けれども、それはサンタクロースがいないという証明にはならないのです。
この世界で一番確かなこと、それは、子供の目にも、大人の目にも見えないものなのですから。
バージニア、あなたは、妖精が芝生で踊っているのを、見たことありますか?
もちろん、ないでしょう。
だからといって、妖精なんてありもしないでたらめだなんてことにはなりません。
この世の中にある見えないもの、見ることができないものが、
なにからなにまで人が頭の中で作り出し、想像したものだなどということは決してないのです。

赤ちゃんのがらがらを分解して、どうして音が出るのか、中の仕組みを調べてみることはできます。
けれども、目に見えない世界を覆い隠している幕は、どんな力の強い人にも、
いいえ、世界中の力持ちがよってたかっても引き裂くことはできません。
ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンを一時引きのけて、
幕の向こうのたとえようもなく美しく、輝かしいものを見せてくれるのです。
そのように美しく、輝かしいもの、それは人間の作ったでたらめでしょうか? 

いいえ、バージニア、
それほど確かな、それほど変わらないものは、この世には、他にないのですよ。
サンタクロースがいない、ですって? 
とんでもない。
嬉しいことにサンタクロースはちゃんといます。
それどころか、いつまでも死なないでしょう。
1千年の後までも、百万年の後までも、サンタクロースは、
子供たちの心を、今と変わらず、喜ばせてくれるでしょう。


mcnissan



【引用ブログ:I am a father 】


【異次元での現実】

A’の世界に迷い込んだという事実を把握しながらも、
姉は、この両親のいない世界でどうにか(弟と二人だけで)生きていこうと考えているようでした。
戻れないんだったら、じゃあどうしようと預金通帳をチェックしてる姿は、田中エリ子の
リアリストとしての側面をうかがわせます。
一方、弟の方はどうしても両親のいるもとの世界に戻りたい、と願っていて、
姉のそんな態度を冷淡で「やる気がない」と思っているようです。

異次元の世界がどうこうと言うより、何処にいても
「いつも、誰かがいないような気がする」

姉弟の思惑は微妙にすれ違い、ついには爆発してしまいます。

「ダイゴ、お前は生きてるよ。ここで生きてるよ。」

何処にいようと、誰といようと、ダイゴ自身がそこで厳として生きている、

という事実には変わりないとエリ子は考えていました。

戸別調査のお巡りさんが、エリ子の家を訪ねてきた時、現実は動き始めました。


【エビヅカの件】

富山から母方の叔母夫婦が上京してきて、子ども二人は別々に引き取る、
この家は売り払う。と言い出しました。

この富山の叔母夫婦は「現実」の象徴であり、14歳のエリ子にとって、
理不尽で、ワケのわからないことを言う「(無理解な)大人」の象徴でもあります。

エリ子は「ダイゴと一緒にいたいの!」と初めて本心を口にし、家を飛び出してしまいました。

しばらくして、ダイゴの部屋の窓のところに、エリコが梯子を登ってやってきます。

「ダイゴ、帰ろう。お母さんのいるところに帰ろう」

エリ子にはもう何の迷いもありません。
ダイゴと一緒に、元の(両親のいる)世界に戻ろうと、
そこならダイゴと一緒にいられると。

今まで、表には出さなかった弟への愛情がはっきりと芽生えた瞬間ですね。
エリ子が、ひとつ大人になった瞬間です。
このときのエリ子(多部ちゃん)の表情が実にイイ。
台詞で言わなくても、ああ、この子変わったんだなと思わせる生き生きとした表情ですね。
ファーストシーンの彼女の顔と比べてみてください。

R225M
でも何で靴持ってるんでしょう?

もう一度の、そして最後の挑戦です。
そのためにはやらなくちゃいけないことがありました。
オリジナルの(いたずら書きされた)ワイシャツは捨てられてしまったので、
前回のトライアルの時には、エリ子がワイシャツの背中に同じような落書きをしましたね。
今度は失敗は出来ません。エリ子も本気です。

そのためには、本物の、エビヅカがイタズラ書きしたワイシャツが必要でした。

R072

エビヅカの実家に行って、食い下がるエリ子。
「知らねえよ。ちょっと遊んでただけだよ、なあ」ととぼけるエビズカ君。
(私は一瞬、もしかしてこの世界のエビズカ君はいじめとかしてないんでは?と思いましたが
いや、ここでもやらかしてるんですね。ダイゴのズボンのお尻にくっきり足跡がついてましたものね)

「お前に人の気持ちがわかるのかよ!」

出ました。エリ子のローキック。

R225L
にも言ったように、多部ちゃんのキックはカッコよくて、哀しい・・・
哀しいほど効いてないっす(泣)「パンツ見えてんぞ」と余裕のエビヅカ。
でも、その蹴りの一撃が弟ダイゴに火をつけました


弟のために戦う姉を見て、ダイゴが吼えました。
エリ子だけでなく、ダイゴもまた成長していたんですね。
がむしゃらに突っ込んで、エビズカ君のお父さんを倒してしまいました。
泣き虫でいじられっ子だったダイゴも自分のために戦いを始めました。
自分を取り戻す為に、そして姉と一緒に元の世界にかえるために。
そして大乱闘(笑)
・・・・・
場面変わって、二人はバスの中。
会話はありません。かばんの中には、戦利品の「いたずら書きされたワイシャツ」。

R073

ちょっと映画『卒業』のラストシーンを彷彿とさせますが、
D・ホフマンが「やったぜ」から「やっちまった、どうなるんだろう」と微妙な面持ちになるのに対し、
多部ちゃんは「やっちまった」から、「ぜってい元の世界に帰るぜ」と決心の眼差し。
多部ちゃんの天性の「眼力」がものをいいますねえ・・・

落ち合う時間と場所を決めて、いったん別れるふたり。
この世界から脱出する前に、為すべきことが残されていました。

エリ子は、大久保ちゃんに「気持ちは変わらないから」と伝えに、バッティングセンターへ。
「前にも聞いたよ」と怪訝そうな大久保ちゃん。
でもA’にいたエリ子はちゃんとそう言って、彼女との関係修復を果たしたかもしれないけど、
Aのエリ子はまだ、大久保ちゃんと何となく疎遠なままでした。
相手に、きちんと気持ちを伝えるのは大事なことですね。
これもエリ子が成長したってことでしょうか。

ダイゴはクマノイさんに、小学校のときのことを謝りに。
こちらはなんか「え?」って感じでしたけど(笑)
とにかく、ダイゴも彼なりにけじめをつけました。


【帰るよ、ダイゴ】

公園で落ちあい、電話ボックスのところからやり直し。
家までの道のり(ルート)を辿って行くます。
駅前?を歩くふたり。
たこ焼き屋。
走り去る自転車の男。
転ぶ、カーボーイハットの男の子。
みんなあの時と同じ光景です。

「帰れるかもしれない」

ルート225=15
両親はいないのに、まだあったかいシチュー、つけっぱなしのテレビ
リビングの黄色い花→赤い花
突然の雨、それを知っていた母親
開かない傘
Aの世界とA’の世界をつなぐ唯一の手段=度数のあまりないテレフォンカード
ほとんど変わらない二つの世界=両親だけがいない
最後まで合わないブロックサイン
エリ子だけ打てないバッティングセンター
公園から家までのルートに点在する赤い色(屋台とか、軍手のオブジェとか)
ダイゴとマッチョ、富山のオジさんそして高橋由伸・・・みんな太めの体型。(おまけに中村監督)
公衆電話から、泣きながら母親に電話をするエリ子。ボックスを出て、空を見上げると一筋の飛行機雲。

なんかみんな暗喩的で不思議ですねえ・・・


古い映画だし、このブログを見てる人にとっては、ネタバレも何も
私以上にこの映画を愛し、鑑賞している人ばっかりですから、結末はご存知ですよね。
それでも一応、原作と映画に敬意を表して、ここら辺は割愛します(笑)

R075
「蹴り」と「泣き顔」、のちに多部ちゃんの代名詞になる大技が、この作品には登場。


【わかったよ、博士】

両親のいない世界で一緒に過ごしていた時期、
エリ子の提案でブロックサインを取り決めました。
「私が頭をかいたら、アンタは顎をかく。そうすれば何処に行ってもアンタだってわかる」
と二人だけのブロックサインでした。

ラストシーン。

空港のエレベータに乗り、頬っぺを掻くダイゴ。

いや、違う・・・また間違えてる、と思いつつ、ダイゴからの思いを受け止め

頭を掻くエリ子。

R097

いつまでもちぐはぐで不器用な者同士だけど、
この世界で唯一の姉弟


「わかったよ、博士」
“It's All Right. It's All Right,Brother. It's Aii Right ”

エリ子とダイゴは、全てを受け入れ、生きていくことを決意しました。

大人になるということは、友人や肉親とも,別の世界(いつも誰かがいない世界)に住むということなんですね。

R225J
このジャージの着方。特殊なデザインかと思ってたんですが、そうじゃなくて
多部ちゃんの首が長いから、こうなったんですね(笑)
ホント、中村監督は多部ちゃんをよく知っていますね。
それで大好きだ(笑)・・・ワズラッテル・・・



【『南極料理人』対『ルート225』】


忘れてました(笑)
これ『大奥』放送記念企画:堺雅人vs多部未華子 の一環でしたね。
『南極料理人』も『ルート225』も、ある意味異次元の世界に放り込まれ、
そこでたくましく成長していくお話でした。
そして、西村君、エリ子両者とも気づかされるのは、家族の大切さです。

そんな贅沢な材料で、豪華な料理をつくろうと、
家族揃って、遊園地で食べる油ベトベトのハンバーガーの美味しさには敵わない、っていうこと。

どこにいても、家族の大切さ・家族への思いは変わらない、ということ。

どちらも静かにそう語りかけているような作品でした。

両作とも、何度も何度も観た、またこれからも観るであろう、
私の大好きな作品です。

勝敗なんて関係ないですね。

よって引き分け!両者譲らず・・・

堺雅人も多部未華子も私の大好きな役者さん、ということでした。

R074
アンコール


【雫と書いて「しずる」】

その当時、将来有望な若手女優7人のフォトブックとDVDを付録につけたムック。
小池里奈・小林涼子・谷村美月・多部未華子・石橋杏奈・福田麻由子・岩田さゆりを収録。

いや、おじさんは多部ちゃん入れて3人くらいしか知らないですけど・・・
写真のページ数はほぼ平等なものの、DVDの収録時間は
だいたい1人7~10分くらいなのに対し、多部未華子はたった4分ちょっと。
(熱心なレビュアーさんが計測)その扱いの小ささは笑うしかないですね。

なんか自然に撮ってる感じが面白いです。
(ちょっと扱いづらいかも)

横浜にロケして、観覧車や海の公園などを散策しています。
最後に(かなり、夜も更けてますが)中華街で、肉まんをぱくついて、撮影終了。
バイバ~イ!

って感じ。

カメラマン:長野博文
出版社: 学研マーケティング (2008年/11月)

SI1222D


雫―大人ではない少女の瞬間。 (Gakken Mook BOMB SPECIAL EDITION)雫―大人ではない少女の瞬間。 (Gakken Mook BOMB SPECIAL EDITION)
(2008/11)
長野 博文

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【軽んずるな、第1話。危険!!】

昨日(12/21)はマヤ暦のお終いの日で、一部では地球滅亡がなんたらかんたら・・・でしたね。
でも、多部ちゃんが何とかしてくれたようで、大事もなく今日という新しい日を迎えられました。

まあ、メキシコ政府も、これはマヤ暦が新しい年代を迎えるということとコメントしてますし、
カレンダーを来年のものに架け替えるようなものでしょうね。

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で、そんなことには全く関係なく、『大奥』第1話を見てしまいました。
有功が自分の意思に反して、大奥に入ることになる発端を描いた回ですから、
まだそんなテンション上げずにTVを見ていたのですが、
(まあ結構人が死んではいますけど)
・・・甘かった。

最後のほう、有功が上様に拝謁することとなり、
「おまえはお万だ!」といきなり呼ばれ、

「有功という名は、お気に召しませぬか?」

と問い返す場面で、ふいに涙腺決壊。

思い出すのは、その後、家光は何度その名を呼んだことか・・・?

有功、

有功


初めて、その名を呼んだときは女装を命じられた有功が、
内掛けを手に上様に近づいていく場面でした。
「来るな」と拒絶していた家光の、
これまで抑えてきた気持ちに、フッと小さな穴を開けたとき、

有功・・・

と呟きました。

その後も、幸福の絶頂のときにささやいた、
有功、有功・・・有功っ(ハート)
は、鈴を転がすような軽やかなソプラノでした。

月日や立場が変わり、その呼ぶ声は

メゾソプラノから落ち着いたアルト声になり、
「そなたは特別であった」と家光は波乱に満ちた短い生涯を閉じたのでした。

その「有功」の響きを今はまだ知らないのですね。

これからどんなことが2人の身に降りかかるのか
(もう知っているわけですから)逆走馬灯効果で、涙が溢れてしまいました。

そのうち、有項がぼっこぼこにされて、涙も引っ込んじゃいましたけど・・・



【究極の草食系って・・・】

多部ちゃんの(役柄の上のハナシですが)恋愛対象って、ま、
これまであんまりそういう役なかったですけど・・・

『HINOKIO』では、しいて言えば“ひきこもりのゲームおたく”だし、
山田太郎だって、椿君だって、立派な草食系男子ですよね。

でも、今年に入っての、
『サロメ』サロメ姫・・・ヨカナーン
『大奥』家光・・・万里小路有功


前者は洗礼者にして預言者、後者は元僧侶。
究極の草食系といってもいいでしょう。
つまり、なんだかんだ言って、“大好物”だったワケで・・・

ウチのカミさん(お肉だいすき!)は、『オールスター秋の感謝祭』の多部ちゃんを見て、
「この人、私に似てる」と恐れ多きことをのたまい(まあ、性格は似てる)、
好き嫌いがはっきりしている、関心ないことは全く無視する、好きなことには食いつく、
興味ないのに、興味あるフリしたり出来ない、「失敗して周りに迷惑かけるような自分」にはなりたくない、
だから、(渦巻きボーリングで勝つと)大はしゃぎする・・・
と我が事のように、その性格を解説していきました。

けっこう的を射てるような気がするんですがどうでしょうかねえ?

で、そのカミさんによれば肉食動物はハンターだから、
結果はどうあれ、自分から攻めの一手。駆け引きなど関係なし。
引かれようが、逃げられようが狙った獲物は追いかけるそうな・・・

曰く、肉食動物の好物は草食動物だから。

肉食系同士だと、喧嘩になっちゃうそうです。
意気投合しても、戦友みたいな関係?

お肉好きと、肉食動物と肉食系っていうのを混同してない?っていうんですけど、
どうなんでしょう(笑)

SI122101

◇BOMB (ボム) 2009年 05月号 より抜粋◇

最初から恋愛の対象・対象外の区別ははっきりしていて、
「告白されて好きになることはないでしょうし、
自分から好きになるタイプだと思います。」

・ゲーム感覚で楽しむ恋愛は理解できないで、
攻略の過程を楽しむと言うより、クリアできるかどうかが肝心。

・好きになるタイプは、
「尊敬できて、誰に対しても思いやりのある人がいいですよね。
自分勝手な人は嫌いです」

・「結婚は、20代のうちには・・・したいですね。
手相占いによると22~23歳で運命的な出会いがあるらしいので、
焦らずに今はそれを信じています。」

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BOMB03
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BOMB (ボム) 2009年 05月号 [雑誌]BOMB (ボム) 2009年 05月号 [雑誌]
(2009/04/09)
不明

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3年前のインタビューですから、結婚時期とか好みとか変わってますけど、
けっこう長いインタビューで面白かったです。



【多部ちゃんのフィルモグラフィはキックの変遷】

『大奥』での鮮やかなキックに、驚いた人も多かったようだけど、
実は多部ちゃんは女優デビューしてから此の方、キックを数多く披露してきましたよね。
芸能界広しとはいえ、これほど蹴りを入れてきた女優はいないんじゃないでしょうか?

多部ちゃんの蹴り、は何かを胸に秘めて生きてきた女の子が、
湧き上がる感情を抑えきれず、相手にぶつけるレジスタンス(あがない)の発露であり、
非力な少女ががむしゃらに立ち向かっていく感じがします。
(平手打ちは良くあるし、「女の子のパンチ」ではリアリティがない・・・)

それと対身体の軸がしっかりしているのは、(冗談ぬきで)忍者幼稚園で習った日本舞踊、
その後のジャズダンス、タップダンスでの素養が役に立っていると思います。

だから、多部ちゃんの蹴りはカッコよくて、哀しい

『大奥』の家光役は、複雑で難しい役柄でしたが、
多部ちゃんのもうひとつの持ち味・・・運動能力を発揮する場面は少なかったですね。
走る、跳ぶ、泳ぐ、馬に乗る、踊る等、身体を目一杯動かした多部ちゃんもいつか見てみたいです。

ちょっと書き出してみました(足りないものや間違ってるものもあるかも)。

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美少女戦士セーラームーン(2003~2004)・・・夜天光/セーラースターヒーラー役で、
HINNOKIO(2005) ・・・工藤ジュン、波止場で中学生相手に、
ルート225(2006) ・・・田中エリ子、エビヅカくんに
西遊記(2007) ・・・玲美、金角・銀角の手下に回し蹴り、側転蹴りもこの頃から披露。
山田太郎ものがたり(2007) ・・・池上隆子、第9話で壷割り、側転からの蹴り。
ヤスコとケンジ(2008) ・・・、第10話の倉庫内での乱闘で側転蹴り。
君に届け(2010)・・・黒沼爽子、サッカーボールを。
デカワンコ(2011)・・・花森一子、第1話の中国人マフィアとの乱闘で、両腕を抑えられながらの前蹴り。
大奥(2012) ・・・第5話で、上様キック。

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「HINOKIO」より。
ちょっとわかりづらいですが、両手はポケットの突っ込んだままです
w

爽子の「どんくさい」蹴りや話し方、今見ると、多部ちゃんにとっては、
『大奥』家光と同じくらいのエネルギーを費やした「名演技」だったんですねw

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「すみれの花咲く頃」スペシャル鼎談(2007年1月19日)より

落合 でも監督によっては、演技に関して何も言わない人もいるでしょう? 
「好きにやって」とか言って、役者さんを放り込んじゃうタイプとか。どっちがやりやすい?

多部 どうなんでしょう……そもそもあんまり言われたことないんですよ。
ほぼ全部、自分の動きたいようにやったりしてるんですよね。

松本 そこであんまり衝突したことはないんですか? 
監督がやりたいことと、自分が動きたい気持ちとがぶつかる、というようなことは?

多部 あんまりないです。

松本 たとえば演技中に「いやそうじゃなくて、こうして!」と言われたら?

多部 はい。「あ、そうですか」ってそっちにしちゃいます。

松本 そこでは戦わない? 「そこはこう動け!」「そういうふうには動けません!」とはならない?

多部 全然ならないです。いくらでも動けます(笑)。





【ヒマラヤ杉も椎の木立も♪】

これ私の母校の校歌の一節です。
校舎のまん前にヒマラヤ杉の大木があって、学校のシンボルでした。

16日(日)、朝7時半に、衆院総選挙の投票に夫婦で行ってきました。
投票所は50年前に通った母校、横浜市立滝頭小学校です。
卒業後校舎は新しくなり、シンボルのヒマラヤ杉も無くなってしまいました。
校庭が狭く感じられます。子どもの頃は、とっても広かったのになあ・・・
幼馴染は電気屋さんの社長、住職、学校の先生等になっています。

僕達のアフタースクール。

二人でぷらぷら散策して帰りました。

BOKOU



【鹿児島産黒豚しゃぶしゃぶ本舗「まん」】

12月17日(月)、我が家の忘年会ということで、豚しゃぶをいただきました。
関内にあるお店で、横浜スタジアムの前の通りをちょっと歩いて、すぐの所にあります。
まずはビールで乾杯。
私は今年2回目ですが、カミさんは一昨日テニス仲間と、昨日職場(地域プラザの職員)と
本日で連続3日になります。ロペ・ピクニックのピンクのコートを着ての参戦です。

アスパラの天ぷら、からしレンコン、白子ポン酢を食べるうちに、ドリンクを
いも焼酎のロックにチェンジ。もちろん、さつま揚げも注文しました。
本場のさつま揚げは、表面が甘いんですよね。これが焼酎に合う、合う!
ほどなく、豚じゃぶが運ばれてきました。
鹿児島産黒豚のヒレとロース(ローズは脂がきれいで甘くて、美味しかったです)
このお店はポン酢ではなく、黄金色の出し汁につけて食べます。
希望により、ゆずミソ・胡麻ダレ等も追加できます。

〆めはうどん、ソガと色々選べますが、私達はきしめんにしました。
ここのきしめんはもちもちして、面白い食感でした。
お腹いっぱいになったところで、おみやげに柚子胡椒を買って、お愛想。
ひとり6,000円といったところでした。

カミさんは、美味しかったけど、しゃぶしゃぶは忙しない、
今度はさつま揚げの盛り合わせとか、地鶏とか桜肉とかも試してみたい、という感想。
2月ごろにリピート決定。

1217F
からし蓮根。
詰まってるからしがハンパじゃない!
美味しい美味しい、と言いながら涙が出てきますw

121217B
白子のポン酢和え。
カミさんは、白子とかフォアグラ、あんきもなんかの食感がお好きだとか・・・

121217D
さつま揚げ。今回はヤサイ天にしましたが、次回は盛り合わせを注文します。
やっぱり美味しいね!

121217C
しゃぶしゃぶの材料。
右下に写っている出し汁(澄んだ暖かいスープにからめて食べます)

121217A
しゃぶしゃぶ鍋の様子。
撮影用に肉を泳がせてありますが、実際にはしゃぶしゃぶしゃぶ、しゃぶくらいで多部られます。


【鹿児島産黒豚しゃぶしゃぶ本舗「まん」】


【磯山Pの撮影日記】

大奥』の打ち上げは11月中旬、京都で行われたらしいですね。
盛り上がったようです。以下、磯山Pの撮影日記より引用。

そして多部さんの真摯な挨拶もあって、私はまたもらい泣きしました。
その直前までくじ引き大会の司会を買って出てくれて、「アイパッドミニが欲しいか~!」って叫んで、
皆を盛り上げていたのに、ご自分の挨拶になったら「家光の役が重くて、
どうしたらいいか分からなかった」と涙…、
もうどっちも可愛い過ぎて失神しそうになりました。

実際に私もスタジオで何度も「芝居って凄い」と心から思うことが出来た現場でした。
神山さんの脚本を堺さんや多部さんが、さらにさらに昇華させる作業を間近で見ることが出来て、
とても幸せでした。
このお二人の芝居の良さは「努力」に裏打ちされているところがとても好きです。
簡単に出来ているように見えていますが、それは死ぬほど考えているから、練習してるから、役を感じているから、そして才能があるから、なんですよね。本当にすごい役者さんだと思います。

(引用終わり)


・・・・・・・・

多部ちゃんが、「余興の司会を買って出る」というのが意外ですね。
「アイパッドミニが欲しいか~!」
って、むしろ菅野美穂ちゃんの声で脳内再生されちゃいます。
それと涙の挨拶もあり、とは何て“ギャップ萌え”でしょう(笑)

多部ちゃんは、もう「おじさんキラー」にとどまらず、40代の女性までメロメロにしてしまうんですね。
可愛い過ぎて失神しそう、って・・・見てみたかったです(><)

ギャップ大好き・・・

堺サンとの演技は、まさにコラボレーション。
二人の努力と練習と、融合の賜物だったのですね。
“神山さんの脚本を堺さんや多部さんが、さらにさらに昇華させる作業を間近で見ることが出来て”
これは、どこの場面だったのでしょう?
ラブシーンでしょうか、死ぬ間際のシーンでしょうか?
どちらも多部ちゃんにとって、未知の演技でしたよね。
さぞ、堺サンが頼りになったことでしょう。
こんな現場が、DVDの特典映像に入っていたら、どんなに素敵でしょうか。

エジソンは「天才とは、1%のインスピレーションと99%の努力」といいましたが、
努力するにも才能が必要ですよね。

努力する才能のある人が、天才と呼ばれる人たちなんでしょうね。

今回は明らかに「堺雅人」との共演によって、多部未華子の新しいステージが開けてきました。
おそらく、多部ちゃんは『大奥』の内容ではなく、以前から役者として憧れていた境雅人との
(やっと巡ってきた)共演の話に、一も二もなく出演快諾したのでしょう。
(『サロメ』のときと変わりませんね)
そして、家光役という大きな壁をブレイクスルーしました。
放送前の(キャスティングに対する)懸念や疑問、批判を跳ね除け、終わってみれば絶賛の声さえ
上がりました。(ファンでさえ、大丈夫かなあって思ってました。思ってたでしょ?)
今まで関心がなかった人、多部ちゃんをキライだった人が、どんどん新しいファンとなっていきます。
(かつて自分もそうだったように・・・)

これから、多部未華子はどんな成長をみせてくれるのでしょうか?
(と同時に、いつ女優を辞めてしまうのか心配な面も常にあります)

『大奥』のチャレンジは、大きな経験・財産となったことでしょう。

・・・・・・・・

懐かしいものを見つけました。
多部ちゃんがまだ、恐いもの知らず(笑)だった頃の対談です。
彼女の演技に対するスタンスが、“天然もの”だということがわかります。

【『すみれの花咲く頃』スペシャル鼎談・ノーカット版】



SUMIREHP1


稲葉家の面々と、長子・徳子の子役は、きっとメイン出演者を輝かせるための
引き立て役だったのかもしれない(ごめんなさいね)tと思うこととしましょう(笑)
映画でも、クライマックスに持って行く前の「ダレ場」は必要というから・・・
でもギャラをもらって芝居するプロなら、賞賛も批判もちゃんと受け止めるのが仕事ですよね。
次は頑張って勉強しましょう!


【お前は生きろ】


3人の姫のうち、誰をお世継ぎとするか・・・
死期を悟った家光に、有功はただ長幼の序を蔑ろにしてはいけない、
争いをもたらすだけ・・・と答えるのみで具体的な名前はあげませんでした。

千代姫ということだな。…分かった。

それから後、徳川のために命を注いだ女将軍はその生涯を閉じました。

いや中盤でのあっけない退場、こんなもんかねえと思いつつ
家光いや多部ちゃん、よくやった!と心の中でそう叫びました。

これ、罠だったのですね?
その後、稲葉正勝が殉死。

千代姫は名を家綱と改め江戸城に残り、長子姫と徳子姫は同じ石高を貰って城を出ました。

玉栄も出家して徳子姫に付き添うために江戸城を出ました。
「許せ、玉栄。そなたを亡き上様のお側に侍らせた上、結局長幼の序をもって家綱様を推した私を…。」
「ええのです。有功様のなさることは、私は全て…。もうええのです。
それに、将軍の父となるという途方もないええ夢を見ました。」
有功と玉栄の別れ・・・最終回もだんだん押し詰まってまいりました。

ふと上を見上げ、回想する有功。
いやこっから、来るとは思わなんだ!)

上様が永遠の眠りについた、その日。

上様:「有功、あの約束を覚えているか? わしが腹めぬときは、一緒に死んでくれと…。」

有功:「はい。私の心はあの時と全く変わってはおりませぬ。」

上様:「ようやくその時が来たの。」

有功:「上様。」


有功の心は決まっていました。
あの日の約束のように、ともに死ぬことによって、この大奥という煉獄から開放されることを。
そして晴れて自由の身になって、ふたりで海を見に行くことを。


上様:「有功、やはり駄目だ。  そなたは生きよ。」

OK101

「千代が四代将軍となった時、そなた以外父親代わりの後見は思いつかぬ。
千代のため…いや…わしのために生きよ…。
亡き後もわしのためだけに…

有功は静かに頷き、愛する人の手を取ります。

「はい。」

「有功。 好きだったぞ。たとえ体のつながりがなくとも、だからこそ…
そなたは他の誰とも違う。
わしにとっての特別であった。
これで良かったのだな。わしとそなたとは…。」

「はい…。」


有功は家光の側でひとり、その最期を看取ります。

冷たくなった唇に紅をさします。
やっとまた二人だけになれた。
二人だけの厳かな儀式・・・

もうあの鈴を転がすような軽やかな声で、
自分の名を呼ぶ事もない唇。

何度もいうけど、ふたりのコラボレーションが美しいです。
有功はただ「はい」というだけ。
でもその短い言葉にあらゆる感情が溢れています。
多部ちゃんも息も絶え絶えに、苦しそうに話しているのに、
台詞が全部聞き取れます。これ凄いことでしょ?
舞台での経験が生きたのでしょうか?
(苦しいのだけは分かるが、何言ってんだかわかんない芝居はいくつもありますね)

「有功、有功、有功・・・」

気がつくとそこには幼い千代姫がいました。
小さいときの千恵家光に瓜二つです(そりゃあ、同一人物だもの)
「有功と双六がしたいの」

有功は小さな新将軍を痛いほど抱きしめます。
何度も何度も・・・ いつまでも。
まるで千恵(家光)を抱きしめるかのように・・・

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

そして殿の御成り、
有功の声が響き渡り、一同が頭を下げます。
その真ん中を新将軍家綱がヨチヨチと歩いていきます。

人は生まれ、いつか死にます。
しかし、そこに子どもが生まれ、次の世にまた受け継がれていくのなら、
人間という種の生命はたくましく、永遠に続くものでありましょう。

最後に村瀬正資(尾美としのり)のナレーションが流れます。

「春日局、私はこの国はまだ滅びぬような気がするのです。


(完)



いやあ、最後は怒涛のように感情の波動が襲いかかってきますね。

これ、「超・純愛」 じゃないですか?

死していく者、生き残る者、しれぞれが自分の使命を背負い、運命と戦いながらも、
愛を貫こうとする・・・

いや確か重病も、死も、小さい子どもも、動物も出てきましたけど、
決して姑息なお涙頂戴に流れない、限られた予算の中で壮大なストーリーを描いてくれました。

まず、原作者のよしながふみさんに拍手を送ります。
よくそ、たった一つの嘘(赤面疱瘡)から、男女逆転の歴史ストーリーをお作りになりました)
そして、脚本の神山由美子さんに賛辞を捧げます。
あなたなくして、多部ちゃんや堺サンは輝けなかったでしょう。
かつて『対岸の彼女』で多部未華子の魅力を存分に開花させた力量は相変わらずです。
特に「さらし」「わし(わたし)」の使い方で、この優れた原作に拮抗した筆致は見事のひとこと。
ありがとうございました。

キャストのみなさん、
玉栄 - 田中聖さん、稲葉正勝 - 平山浩行さん(素晴らしい。この機会に名前を覚えておき生す)
村瀬正資 - 尾美としのりさん(声が素晴らしかった。女将軍・大奥総取締誕生の際、
場を締めてくれました)、万里小路有純 - 小日向文世(出番は少なかったけど、堺サンとの夢のツーショット!)
角南重郷 - 戸次重幸(重いストーリーに息抜きを与えてくれました。“小者感”は抜群です。)
捨蔵(お楽) - 窪田正孝(酷い目に遭いましたが、将来が楽しみな役者さんです)
松平信綱 - 段田安則・澤村伝右衛門 - 内藤剛志(お二人とも渋い演技で画面を引き締めてくれました)
伝右衛門のスーパー執事ぶり、かっこよかったです。
春日局 - 麻生祐未(この物語の牽引役。存在感はお見事です。お疲れ様でした)

そして
万里小路有功 - 堺 雅人(主役ですが、よく多部ちゃんを支えてくれました。ジンクスは生きてます。
きっと多部ちゃんは新しいステージへと駆け上がっていくでしょう。
彼女のまっすぐな芝居に、まっこうから付き合ってもらって有難うございました)
徳川家光(千恵) - 多部未華子(サロメが幼稚園児に見えるほどの難役をよくぞ遣り切りました。
素晴らしい演技を有難う”でもMADAMADA女優として成長していく使命があります(笑)
堺サンはじめベテランの人に比べるとまだまだのところはありましたよね(笑)
でも感動をどうもありがとう。あなたのファンで良かった。
・・・家光役はもうダメかと思ってました。始まる前は・・・

次回作を楽しみにしています!
(しのぶセンセも、サロメもふたばも、家光も演じた後の)

皆さんどうもありがとうございました。



おしまい


大奥』最終話は、原作同様たんたんとことが進み、
家光は病に倒れ、没してしまいます。主要登場人物の新たなスタートが描かれ、
3人の姫たちが成長し、そのうちひとりが世継ぎとなり、徳川家は存続します。

で、映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』へと繋がると・・・

最終回直前の回(この場合、第9話)が最大のクライマックスというのは最近よくあること・・・

と思いきや、涙腺決壊は最後の最後、回想シーンでやってきました。
ラストのラストで、有項が、家光に紅を指す・・・愛する二人の最後の儀式でした。


【正勝・・・】

私にとって、正勝の静かな最期は胸に迫りました。
家光と千恵家光という2人の主に仕え、御家のため自分を亡き者として
影の存在として何十年も生きる・・・千恵とは「居てははならぬ」者同士、
同じ境遇にある者として、また真に彼女の才覚に尊敬の念を覚えていたのでしょう。
だから、女将軍誕生のときに、御用済みとなり、「死なずに出家せよ」と言われても
大奥に住み続け、千恵家光を見守り支えてきたんですね。
「侍」とは「さぶらう=主君の側近くで面倒を見ること、またその人」から来ているといいます。
ある時期、自分と表裏一体であった千恵家光が死した以上、彼に残された使命はなくなりました。
稲葉正勝は武士として、己の使命を全うし、晴れて殉死することで本懐を遂げたのです。

だからこそ家臣の殉死を遺言で堅く禁じた家光も、ただ1人、正勝には追腹を“許した”のです。
正勝は殉死によって、真に解放され、大奥を去ることが出来ました。
正勝だけに殉死を許したのは、彼の「忠誠心に報いた」のだと思います。
まさに武士の本懐、天晴れな最期といえるでしょう(当時の考え方としては)
正勝が微笑むように死していたことからもうかがえます。
(家光の死は、己の身体半分もがれたような気がしたでしょうね)

有功が血相を変えて、駆けつけるところからもう涙が出てきました。
(何が起きたのかは察しがつきますから)

ただ、原作とおりとはいえ、「あなたも上様に恋をしていた」という有功の台詞には違和感。
恋のように燃え上がるよな情念ではなく、武士として、同じ身の上の者としての
忠誠心・同士愛といったところではないでしょうか?正勝はそれをぐっと腹の底で堪えていた
・・・ある意味では、有功よりもさらに切ない境遇だったと言えますね。
(残された家族の描写もいることだし)

それと、噴飯もののゴースト演出、意味不明な稲葉家の様子で、涙は引っ込んでしまいました。
ん?そういう効果狙ってるのか?次の涙出しやすいようにする、ワイパー効果?
野乃役の山本舞香、可愛いだけじゃ駄目だ。滑舌と立ち振舞いを何とかしよう。
(武士の娘が正座から立ち上がるときに、やっこらしょって感じじゃまずいでしょ)


【多部未華子の寝姿は何故美しいのか?】

「まちゃあ」と幼児を追いかける多部ちゃんもいいけれど、最終回はほとんど
床に臥せっての演技でしたが、これが実に素晴らしい。
首から上しか出していないのに、その表情の豊かなこと、驚くばかりです。

お玉、お夏に「ワシは死ぬのか?」と尋ねても、
大丈夫だと取り繕うばかりで、さらには自分の娘を押しメンする親ばかぶり。
でも、有功は違います。
「死ぬのか?」の問いに、堺フェイスでただうなづくだけ。
この頷き方がすごい。最初はゆっくりとそして念をおすようにグッと顎をひく
2段モーションの頷き方・・・意味深すぎやん、有功!
「そうか、みんな嘘つきや」と微かに笑みを浮かべる上様。
このとき、まず悟ったような虚無的な表情から、一瞬笑みをうかべるんですよね。
自分の死を悟る・・・
それから、取り繕うようにちょっと明るく話す・・・
受ける多部ちゃんも2段モーションのお見事な返し技。

剛速球投手たるには、その球を受けきるだけのタフな捕手が必要。

まさに、堺=多部の演技のキャッチボール。

これで見納めかと思うと寂しいです。

今回、他部ちゃんの寝姿の美しさに気がつきました。
いや今までもカワイイ、カワイイ言ってたかも知れないですが、
この最終回の多部ちゃんは実に美しい・・・
権勢を振るい、一時代をなした家光の終幕を告げるような儚げな美しさです。

おそらく、それは

多部ちゃんの役作りもあるでしょうが、余計な化粧もなく、
ほとんどすっぴんのようなその顔立ちから、彼女の本来の造形が浮かび上がるようです。
まるで、彫像のように。余分なものを削ぎ落としたように・・・
仰向けになることにより、(天使成分の)まあるいほっぺが引力に負けて下ります。
頬骨から上顎、下顎へかけての実に見事なカーヴが浮かび上がってきます。
いや、こんなに美人さんとは思いませんでした!(しゅっとしてます)
だから、多部ちゃんの寝姿は美しい・・・
OK102

あ、しのぶセンセの時は、いつものまんまる多部ちゃん(冬期バージョン)でしたから、
ほっぺもぱんぱん、引力にも負けてませんでした。
やっぱり、死ぬ演技のときには締まった顔になるんですね(笑)
苦しい息遣いもリアルでした。
映像作品d「死ぬ演技」は初めてでしょうが、もう合格点ですね(えらそうに)


【多部未華子の和服姿は何故美しいのか?】

多部ちゃんの和装は以前から定評がありました。
これについて、gonbe 5515さんのサイト(源町19番地)にコメントしてて気づきました。
多部ちゃんの特別な体つきに由来するものだったのですね。
ご存知のように多部ちゃんは、前から見ると、長い首から両肩にかけて末広がりになっています。
いわば、三角フラスコみたいな(いてっ!)
OKUF2
すると和服を着たときにこの肩の僧帽筋部分にちょうど、襟がフィットします。
この○をつけた部分です。
OKUF1

身体のラインにそって着物が巻かれていくような感じ・・・
その着こなしというか、状態が着物を羽織ったときにとても具合がいい、と思いました。
長い首、それから肩にかけての特長的なライン、
タオルも何も巻く必要のないお胸(いてて!)
意外とボリュームのある下半身。
着物着るのに、うってつけですね!

では、そのような服装は「和装」だけでしょうか?
襟が肩のラインにフィットする・・・という条件で言えば、襟の大きい洋服も似合うはずです。
この「Vの字」ラインを生かすのであれば、上半身にまとうものも丸首ではなく、
Vラインのもの、もちろん襟の大きいものがGoodですね。
そんなの一杯ありますよね。

じゃあ、(それに基づくならば)今のところ何がいちばん似合っていたか?

セーラー服です。

TG

多部ちゃんは和服が似合う=多部ちゃんはセーラー服が似合う
でした。


(話は脱線したまま、次回に続く)






【『ボクらの時代』毎週日曜日7:00~7:30 】

時代を彩る超一流の3人が自由気ままにトークする!MCもなし台本もなし…
「語り」の面白さを存分に楽しむトークドキュメンタリー(番組サイトより)

毎週日曜日の朝は、チャンネルを合わせてみるんですけど、
出演者の顔ぶれで失礼しちゃうこともありますが、
意外な一面が見られたりして結構面白いです。

12月16日の出演者は
長谷川博己×でんでん×古沢良太

長谷川博巳は『家政婦のミタ』『鈴木先生』等出演(最高視聴率と最低視聴率を同じ年に経験)
でんでんは渋い脇役で活躍(『ゴールデンスランバー』『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と共演)
古沢良太(コサワリョウタ)『キサラギ』『3丁目の夕日』シリーズ、
『リーガルハイ』『鈴木先生』の脚本家。

三者三様で話は面白かったが、なんといっても古沢良太のイケメンぶりにビックリ(@△@)
元グループサウンズ・(ザ・ワイルドワンズ)のベースだった島英二を彷彿とさせる二枚目なんだけど、
人付き合いは大の苦手。でも話は面白かった(役者が台本をイジッて、嬉しい時とがっかりする時とか)

『リーガルハイ2』やらないですかねえ?
ガッキーの級友役で多部ちゃんゲスト出演とか・・・

KOSAWA
いやこんな若いとは思いませんでした(39歳だけど)
なんかこう、もっとオジさんかと思いました。
古田新太に名前が似ているからかなあ(笑)




リーガル・ハイ Blu-ray BOXリーガル・ハイ Blu-ray BOX
(2012/12/05)
堺雅人、新垣結衣 他

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【宇多田ヒカルさんとのコラボ、手応え】

ツイッターのフォロワー数が130万人もいる彼女もまたふつうの
生身の人間であることに違いはない。目の前に現れたのは
小柄な目のくりくりした静かな気配を身につけた
女の子
だった。
(「河瀬直美のNARAtiveワールド」より)


【河瀬直美のNARAtiveワールド】

SN01




【発売予定日は2013年4月24日です】

やったあ!ブルーレイだあ(DVDもあるよ)

特典ディスク1枚、スペシャルメイキング他楽しみですね!



大奥~誕生[有功・家光篇] Blu-ray BOX大奥~誕生[有功・家光篇] Blu-ray BOX
(2013/04/24)
堺 雅人、多部未華子 他

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【おめでたラッシュ】

このところ、悲しいニュースが多かったので、とても喜ばしいです!

○吹越満と広田レオナが“復縁”再婚
【オリコンスタイル】


○水上剣星&野波麻帆結婚
【Daily Sports News 】 

デエク、コマさんと相次いで・・・
多部ちゃん、困ったときの吹越ホットラインが・・・
お邪魔虫?


どなたさまーもおめでとうございます!
ラブ、の匂いがしますぅ~




【多部未華子って誰?】

10年くらい過去に溯って、多部未華子って誰?みたいな状態で、
『HINOKIO』を見て、途中でガキ大将が女の子になって、ええ!とビックリしてみたい。
(いや、実際その頃のネット記事をみてみると、実際驚いた人が結構いるらしい)

『夜のピクニック』とか映画館で観た人で、あの子は将来大女優になるかも・・・と感じている人に会って、
のちにフリフリの衣装を着て、犬並みに鼻の効く刑事役をやるんですよ、と教えてあげたい。
「な、な、何だって。なんというドラマですか?」と聞くその人に
『デカワンコ』と答えて、混乱させたい。

『ルート225』という』映画を、小さなホールで観てきた人に、
将来、この映画の主演女優は男女逆転大奥の家光役を演じて、勘違い男を
「頭が高いっ」と言って、蹴っ飛ばしたりするんですよ、と教えてあげたい。
「そうだろうね」とか答えられたりして・・・

『デカワンコ』を観て笑っている人がいたら、
この娘は近い将来、『サロメ』を演じるんですよ、と教えてあげたい。
「知ってるよ」と答えられたら、悔しいので、
『ふくすけ』でホテトル嬢もやるんですよ、と言い返してあげたい。

『GM~踊れ!ドクター』を観た人が、このお菊人形の女優面白いねと話していたら、
この研修医は数年後、クールで仕事の出来る救命医になるんですよ、
と教えてあげたい。

未来から、もりあてと名乗る老人がやってきて、「この女優は・・・」と言ってきたら、
人差し指を口に当てて、「しーっ」
それはこれから見てのお楽しみ!と言ってあげたい。

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1213B01
しーーーっ





【ツンデレのギャップ萌えって最強?】

12月8日(土)は、志村どうぶつ園がありました。
3日続けて、多部ちゃんを(しかもどれも全く違う人みたいな)見られるなんて、
ファン冥利に尽きますね。
等身大のいまどきの女の子風(でもちょっとコンサバ系)~
見る者の度肝を抜く本格的な演技~
動物と戯れる、ひたすら可愛い多部ちゃんと、
まるで女子大生~女優~中学生の3姉妹が日替わりででているみたいでした。

ふだん、こういう番組は全く見ないし、いつも多部ちゃん出演場面以外は飛ばしてるので、
みんな動物といるときはおんなじ衣装をきるのかどうか、よくわからないですが、
大柄のストライプのシャツにオーバーオールの多部ちゃんの姿は
ワオキツネザル同様に、脳内にインプットされちゃいました。

だだ純粋に可愛い多部ちゃんを鑑賞するだけの番組ですw

OK120716
こんな絵文字みたいな笑顔を見てたら、こちらまで幸せになっちゃいます。
よし、明日もガンバルぞって…

OK120715
これも可愛いんですけど、どっかで見たことのあるような…
既視感ってヤツですかね?
そうだ、『山田太郎物語』の池上隆子だぁ。
山田君見てて、妄想しちゃう時の顔。

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既視感といえば、シェアハウスに出演した時の、ある顔にも
どっかで見たような気がしてたんだけど、
どこで見たんだろうなぁ

AR12061
ま、みんな同一人物なんだから、既視感もへったくれもないか…(笑)





ルート225 [DVD]ルート225 [DVD]
(2006/09/29)
多部未華子、岩田力 他

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多部ちゃんはもう「本格派」とか「演技派」とか、そういう形容詞はいりませんね。
女優、です。

【男同士の盃】

女将軍誕生によって、役目を終えた稲葉正勝。
10年間過ごした隠し部屋にポツンと座り、2度と袖を通すことのない家光の衣装と頭巾を整理。
そこへ伝右衛門が酒を持ってやってきます。
「某が述べるのも僭越であるが、長い間ご苦労でございました。」
静かに酒を酌み交わす二人。伝右衛門が来た目的はそれだけでも伝わります。
「正勝様。有功様からの伝言がございます。
『どうかこの先も、上様のゆく末を見守ってくださいますよう』 と。」

正勝は伝右衛門の顔を見返して、

「『死ぬな』と言うことでございますな。」

ゴメンナサイ。私はもうここで涙腺決壊です。
(今も涙溜めながら、キーボードたたいてます)
男同士の会話。
内藤剛志(この人本来の持ち味をここで発揮)も 平山浩行も抑制の効いた見事な演技。
出演者は泣いてないけど、見る側は男泣きです。


【かけがいのないものを失った・・・】

女将軍の宣言をして以来、公に執務をこなす家光。
多部ちゃん、男前ですねえ・・・あ、こう言われるのキライでしたね。
ご希望通り、ちゃんと年を経た(とはいえ、20代後半)の女性に見えますよ(笑)
気の強い・・・

さて家光は有項を呼び、
①財政圧縮のため、仕事も武事も出来ない男100人を大量解雇(人選は有功に一任)仰せのままに
②暇金は与えず、相場よりも安い値で健康な男子の身体を提供できる吉原を作る。
③大奥で腕の立つ男達に俸禄を与えて監視役。
④これから先、また女将軍が立つことがあれば、女将軍と契る最初の男は大奥の中から選ぶこと。
⑤その男は必ず内々に死罪とする。 
以上のことを指示します。いやいくらなんでも「死罪」は無理筋でしょう、上様?

それは自らが無理やり犯され、その男をお手打ちにした過去の意趣返しでもあります。
個人的な怨念にも似た逆恨みです。それは承知の上。
①~④はともかく、殺生には有功が(かつてのように)身体を張ってでも反対するはず。
しかし、有功の答えは「仰せのままに。」・・・
家光は有功が異を唱えるものと期待していたのでしょう・・・でも。
顔色一つ変えずにそういう有功を、家光は哀しそうに見つめます。
「そなた…変わったな。六人衆と同じく、もはや将軍のわしをいさめることはできぬというか。
皆、わしの言うことに「御意」「仰せのままに」などと答える。
有功。将軍とはつまらぬものだなあ。」

「何かを失うた気がするのじゃ。
わしにとってかけがえのないものであった…
そなたじゃ。


わしのそばを離れた後も有功がわしを思い、いつでも共に死んでくれると
思うておればこそ、わしはこの大奥の中でいてはならぬ者のまま子を産み
生きてこれたのだ。

けれど今は…いかに崇め奉られようと心の支えなく生きねばならぬ。

わしは独りじゃ…
独りきりじゃ。」


将軍となった家光の孤独が際立ちます。
そうではない、心はあの時と少しも変わらないと有項が言うと、
家光はさみしそうに微笑みました。

私には「さみしそう」にみえました。「まことか?」と嬉しそうではありますが、
かつてのように花開くような無邪気で明るい喜びは見えません。

ここでの多部家光は孤高で美しく、とても悲しそうに見えました。

OK120701



【そなたもわしも、何と遠くまで来てしまった・・・】


家光が妊娠し、難産の末、お夏の子、長子姫を出産しました。
しばらくして有功は夜伽に呼ばれます。
「有功!有功。やっと…やっと。長かった。ずっとこの日を夢見て…。
もう誰にも邪魔はさせぬ。側室も持った。世継ぎも産んだ。
もはやわしのすることに誰も文句は言うまい。」

この有功、有功・・・の連呼が素晴らしい!
第6話あたりの、鈴をころがすような無邪気な嬉しさからの声ではなく、
艱難辛苦を超え、女将軍となって、有功としばらく会えなくなって、の末、
やっと有功と二人きりになれました。
何年かかったことでしょう。いくつの夜を数えたことでしょう。

多部ちゃんの声は、以前より、やや低い落ち着いたトーンになっていますよね。
ソプラノからアルトに・・・
ここに家光が辿ってきた苦労と年月の長さと、その間の孤独が感じられます。
堺サンといい、多部ちゃんといい、表情や仕草はもちろん、声が抜群にいいですね。
ウィスパーな台詞でも、聞き取れる・・・甘く、澄んで、時には苦渋に満ちた肉声・・・

有功の口は重く、抱きしめる力も弱く、家光から離れると頭を下げました。

「上様…。どうか、どうか…お願いでございます。

私めに、どうかお褥を…今後一切のお褥をご辞退させてくださいませ。」

今度は堺サンのターンです。魂を搾り出し、はらわたを裂くように
身躯を小さく折り曲げての演技。

「なるほどな……。何人もの男で汚れたわしの体はもう抱きとうないと…。」
自嘲気味に呟く家光。

「違います! 違うのや…違う…違う。」

(どうしても確認したくて、昨日漫画喫茶に行って、この場面を読み返しました。
ふだん、原作と映像作品の比較とかしないんですけど、これだけは確かめたかったんです。)

堺サン、凄い。

原作は「違う」をそんなに繰り返しません。
だけど、堺・有功は自分の人生の重さを懸けたかのごとく、身を裂くように繰り返しました。
その「違う」はどれも違うトーンで、彼の心情を訴えかけます。
家光には、ちゃんと真意を伝えたい…
ゆがむ顔、震える声、これが「救うお方は目の前におる上様のみ」と慈悲深く、包み込むように
家光を苦境から助け出そうとした有功でしょうか?

そこにいるのは、恋情に身を焦がす、ひとりの男です

「私かて、どれだけ夢見たことか…。今まで、どないな気持ちであなた様を見てきたことか。
けれども、私は怖いのです。上様のお心という、いつ変わるともしれぬものにすがって生きていくのが。」
家光は必死に言い返します。
「わしにこのような思いをさせることができるのは、この世でそなただけというに。
わしの心は…そなただけのものじゃ。誰の子を産もうと変わらなかった。」

この上様の言葉も凄いですよね。「誰も子を産もうと、心はあなたのもの」
世の中の愛の概念を超越してます。絶対零度ならぬ、「絶対愛」
それいったら、なんでもありじゃん、みたいな。
愛する人の子を産みたい、と思うのが普通ですよね。

でも、有功は男子。女性ほど、愛について絶対的な存在になれません。

「私は上様との間に子をなすことができませぬ。
ですから上様は、これからも他の男をお側にお置きになることでございましょう
けれど…けれど私も男です。
心だけやない。あなたの体も私だけのものにしなければ我慢できひんのや。
あなた様にはお子があらしゃる。けど私には、あなた様しかおりませぬ…。

お願いでございます。
どうか私を解き放ってくださいませ。
このような男と女の恐ろしい業から解き放ってくださいませ
…!」

泣き崩れる有功を見ながら、家光も涙を流します。
徳川の血を、泰平の世を守るため、自己を投げ打って、女将軍となった家光。
その傍らで、家光を支えてきた有功も、愛という煉獄で
ひとりでのた打ち回っていたのです。

家光もひとり、有功もひとり。

「そうか…。そうか…分かった。有功…
そなたもわしも、何と遠くまで来てしまったことかのう…。」

切ない、切ない。
「切ない」とは、願っていることが叶わぬことです。
二人の純愛は「徳川家」という大義に殉じたといえるでしょう。
そのなかで、有功は男でいることをやめ、「男女の業」という苦しみを立ちました。
そして、別の面から家光を支えていくと決心したんですね。
これは、男女逆転のお話です。
裏焼きしてみれば、妻子ある男性に、「土曜も日曜もアナタを独占したい。
それができないのなら、いっそ別れて。私を自由にしてください」という典型的なお話になります。
つまり、ここにきて初めて、政治・社会・地位、さらには個人における男女の中も逆転したんですね。

原作も素晴らしいですが、脚本もキャストも素晴らしい。
脚本:神山由美子、主演:堺雅人・多部未華子に、スタンディング・オベーションです。

正直行って、多部ちゃんを可愛いと思ったことはあっても、美しいと思ったことはありませんでした。
でもこのときの多部未華子は間違いなく、美しかったです。
菩薩のようでした。

OK120719


【『大奥』の誕生】

しばらくして、奥の男衆が全て集められました。

「春日局が亡くなって以来、空席となっておった大奥総取締の座であるが、
このたび再びこの役目を設けることとした。
大奥総取締とは、大奥の中にいるすべての男を束ねる大奥の頭である。
大奥の中にいる者は、何事をするにしてもこの総取締の指示を仰がねばならぬ。
この役目を

万里小路有功に授けることとする!」

颯爽と現われる有功、こうしてシステムは完成しました。

「大奥」の誕生です。

OK1200714

ダークサイドに堕ちて、家光は強くなり、将軍としてこの国の存亡をかけて戦うことに。
そして、有功はその苦しみに耐え切れず、形を変えて、家光をサポートすることになります。
それにしても、鉄扇でぼこられても動じず、上様でも間違っていることは一喝し、
わが身を楯にしてでも人の命を守ろうとする、あの強い有功はどこへ行ったのでしょう。
「愛の煉獄」は女を強くし、男を弱くするんでしょうか?
それとも真面目すぎた二人の宿命?
有功がもっと逞しくて猛々しかったら、最初から上様に好かれなかったでしょうし・・・
嗚呼、こんな息もつまるような競演になるとは、おもいませんでした。
チョット前まで、古見門先生とデカワンコだったんですよ?

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【正勝、ふたたび】


寝間着のまま庭に出た家光を追い正勝。
家蜜の肩に着物を羽織らせると、そこは奇しくも春日局が亡くなったときに
正勝が人知れず咽び泣いた、あの石橋の植えでした。
「わしは独りきりじゃ… もはやわしを叱る者もおらぬ。寄り添うて慰めてくれる者もおらぬ。
将軍とはそのようなものか…」

「上様。すべて運命(さだめ)でございます」

正勝もまた、過酷な運命に翻弄されました。
かれもまた、大奥という煉獄に捉えられたひとりです。
そんな正勝の言葉に、家光も少し慰められたのでしょう。

「正勝、死ぬのは許さぬ」
赤面疱瘡で亡くなった父家光と、正勝の息子の菩提を弔えと
家光は命じます。もう立派に人の上に立つ器ですね。

家光も有功も、稲葉正勝も玉栄も捨蔵も、他の男達もみな、
そして春日局も・・・
誰として、しあわせな人物は登場しない『大奥』という物語。
次回は最終回。
正勝の運命は?(原作では・・・なんですもの)


OK120718
最後にもう1枚、多部家光の顔を。
有功に「立場が変わろうと、私の心は変わらない」と言われたときの表情。
一瞬、「まことか?」と微笑んでこの顔になります。
見てください。「さみしそうな笑顔」そのものですよね。
しかもけっしてオーバーにはならない。

TBSさん、
早くブルーレイで出してください。
絶対買いますから!
この二人の演技は高画質で見たいです! CMは抜きで・・・

第3話のスタッフロールもどっかへ移してください。
有功の独白が台無しです。よりによってあそこで流すなんて・・・
このお話で、最も美しい場面なんですから・・・
よろしくお願いします。



【櫻葉のシェアハウス】

とにかく、カワイイ多部ちゃんが見られてよかった。
『大奥』でハラハラドキドキ、時には「ちょっ、待てよ」な気持ちになった多部ファンに
やすらかな場を与えてくれました(飴とムチ?)~一句、いいように弄ばれる多部ファン~

「いま会いたい人」は例によって、チョー適当。
これまで「徳井義実」とか「映画泥棒」とかあったけど。
多部ちゃんの場合、こういう回答は、思いついた名前を言ってるだけ。
あまりツッコまないほうがよろしいかと。

理想の男性像も「よくわからない人」とデフォルトにしただけ。
オフィシャルな模範回答ですかね。

翔くんとの掛け合いは安定して面白い。
相葉くんとの「気まずい雰囲気」は、以前多部ちゃんの炊き込みご飯で
カンボジアに行ったときの現地の家族との初対面シーンを思い出しました。

で、料理をする多部ちゃん。
ま、ニンジンとか切っただけですけど(笑)
あの手つきをみるかぎり、多少はやっている感じ。
『浪花少年探偵団』の「はなまるマーケット」出演時も
“自炊”するようになったと言ってましたからね。
料理もやればできるんだろうけど、やるからにはキチンとやりたいのでしょう。

AR12062
肉ではなくて、ねぎを食べる多部ちゃん。
もっとももともと湯豆腐なんですが・・・

AR12061
これも翔くんの顔見て、パッと思いついたかな。

「やまたろ」の撮影現場の話になって、ずっと中国語の勉強をしてた多部ちゃん。
やっぱり、根は真面目な努力家なんですね。
あまり、こういう場で「ああもしました、こうもしました」ってひけらかすタイプじゃない。
不器用だけど、裏でコツコツ努力しているんじゃないんでしょうかね。

ああ、今夜は『大奥』だ。あと2会になってしまいましたね。
番宣もちゃんと出来てよかったね、多部ちゃん。
『浪花』のときは、「月曜夜7時!」だけだったものね(笑)


ともかく、嵐ファンのみなさんに喜んでもらってよかったですよ


【AとBとA’の世界】

この映画を初めて観たとき、びっくりしたのは正直言って多部未華子ではなく、
母親役の石田えりでした。私達の年代からしたら、彼女といえば『遠雷』です。
そして、これでもかというような豊満な(暴力的とも言える)ボディです。
ボンデージで身を固めた写真集『罪』(1993年ヘルムート・ニュートン撮影)は衝撃的でした。
肉体が収まりきれないんですもの(笑)
最近見かけないなあと思っていたら、なんとなあ、お母さん役とは。
最初、どこの素人女優さんかと思いました。
当時まだ50歳にはなっていなかったはず。
老けメークで、おっとり話す“やさしいお母さん”とは、これまた驚かされたものです。

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さて、帰宅が遅くなった弟ダイゴを迎えに行くと、彼は児童公園のブランコに乗って、
途方にくれていました。同級生のエビヅカに「ダイオキシン8倍」と
ワイシャツの背中に書かれてしまったからです。
渋るダイゴを連れて、母の待つ家へと帰ろうと、いつも通るワンコのいる角の家を曲がると、

そこは海でした

住宅地の真ん中に海(どっかで見たような海岸)
後で考えてみると此処が「時空の裂けめ」だったのです。
姉弟はうっかり海岸を歩いてしまいます。
これで時空の裂けめをくぐっちゃったことになりますね。
《住宅地A》から《海岸B》の世界へワープしてしまいます。

で、「道を間違えたんだよ」と一旦引き返すことにしました。
もう一度公園からやり直そうと。
《海岸B》から引き返す途中で、ダイゴの同級生クマノイさんに会います。
そこで衝撃の事実が・・・
クマノイさんは愛犬トィンキーを散歩に連れて行こうとして、
交通事故に遭い亡くなってしまったのです。
「クマノイさんは死んでからも成長してるってこと?」
お姉さん、するどい(笑)
とにかくヤバイ状況になると感づいたダイゴとエリ子はあわててその場を立ち去ります。
遠くで犬を散歩に連れ出すクマノイさんがはかなげでコワイ・・・

ふたりは急いで公園まで戻り、もう一度家へと帰ります。
またワンコのいる角の家まで来ました。思い切って角を曲がってみると、
今度は海ではなく、以前と変わらない町並みが見えてきました。

ところが、実は引返すときに微妙にずれて《住宅地A’》へと迷い込んでしまうわけですね。
そこは元いた《住宅地A》の世界とは微妙にずれたパラレルワールド。
お母さんの生けた花が赤くて、
親友大久保ちゃんときちんと仲直りできていて、
クマノイさんがエリ子の後輩で、
交通事故で死んだのはクマノイさんでなくて、愛犬トィンキー、
高橋由伸がちょっぴり太っていて、
・・・・・
両親がいない世界。

ていうか、もともといなかったんじゃなくて、突然いなくなった世界。
(たっぷりのシチューがまだあったかい、TVつけっぱなし、花生けてある)

もとの《Aの世界》は、両親がいて、エリ子姉弟がいなくなりました。クマノイさんもいません。
《Bの世界》は、よくわかりません、クマノイさんとトィンキーが生きている世界。
《A’の世界》は田中一家全員(両親も姉弟も)が突然いなくなり、トィンキーがいない世界。
順繰り順繰りに、いつも誰かがいない世界にずれていってるのでした。

強がってお姉さんぶってるけど、弟を頼りにしている、現実主義的なエリ子。
いじめられっこで気が弱いけど、現状認識が鋭く、想像力豊かなダイゴ。

果たして、二人は両親の元に帰れるのか?

いやいや、この映画のテーマはそこではないんですよね、みなさん?先輩?
でなけりゃ、各世界間のパラドックスをもっとわかりやすく、
伏線をいっぱい張って、あとで回収すればいい。
それって、どこかの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですね。
この映画の主眼はそこじゃないから、って
崔カントクに叱られた気分です。ていうか何言ってんのか分かりませんぞ。
(ていうか、は止めろ)

R225202
住宅地(あの軍手のオブジェがある方)が続くはずなのに、なぜか海。
多部ちゃんの身体の斜め具合がいいです。なんとも恐る恐る感があって・・・

R2252006
なんて読むの?なんて読むの?
まじウルサイ、バカ弟

R225201
クマガイさん怖い。髪の毛の多い女の人コワイ・・・
ドンドンドンドン・・・・という音が鳴ってくるのも不気味です。
Bの世界ではエリ子とクマノイさんの面識はありません。

R225203
もといたAの世界では疎遠になった大久保ちゃんに話しかけられて、
えっ?てなったエリ子。この頃の多部ちゃんは「友達」と関係に悩むことが多かったですね。

R225204
A’の世界のクマガイさん。
エリ子の後輩らしい。トィンキーは死んだらしい・・・
でもこのクマガイさんもなんかコワイ。
凍りついた表情の多部ちゃんがいいですね。

R225205
家に電話をかけても留守電(高橋由伸のテレカじゃないから・・・
この辺から、エリ子がカワイク見えてくる=タベワズライ(笑)

R2252008
弟もまだ帰っていないので、家で一人ぼっちだったエリ子。
ダイゴが帰ってきたとき、ほっとして顔がほころぶけど・・・

R2252009
それじゃ姉の威厳が保てん、と。
雑誌を読んだりして取り繕うとするエリ子。
「別に、ダイゴなんか待ってはいないヨ」ていう照れ隠し。
しかし、何故に腹筋?おかしいだろ、多部ちゃん?
ちなみにこのテレビボード、我が家と同じです(笑)
ニトリで売ってました。

R2252010
柿の種(ピーナッツなし)をぽりぽり食べる多部ちゃん。
ポテトチップの袋も空いていましたね。
シチューを食べた後はもっぱら、お菓子やコーンフレークで食いつないでる二人。

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それ以上入るな、とあくまで姉としての一線を守ろうとするエリ子。
「どうすればいいの?」と考えるのはダイゴに丸投げ。
手をぶらぶらさせたり、肩を「う~~~」と回したりする多部ちゃんはまだどこか他人事・

R2252007
ノートにはさんであった、大久保ちゃんからの手紙。
ここA’の世界では、「いなくなったエリ子」はちゃんと気持ちを伝えていたんですね?

R2252016
これも大好きなシーンのひとつです。
マッチョに相談するエリ子。だけど何故にサングラス?
可笑しすぎるよ、多部ちゃん、探偵のイメージ?
マッチョはいい奴です。「神社の階段を転げ落ちればいい」とは『転校生』へのオマージュでしょうが、
エリ子には意味が分からず「えっ?ええっ?」な感じも面白いです。

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一回目の帰還作戦決行。ダイゴの背中に「ダイオキシン8倍」と書くエリ子。
けっこうダイゴをいじるんだけど、キレられると、たじたじっとなります。
意外に反撃に弱いエリ子。

R2252019
一回目の帰還作戦は失敗。お風呂上りのエリ子は銀行の預金通帳を見ています。
(さすが現実主義者。この濡れた髪の多部ちゃんがお好きな方も多いでしょ?)

R2252015
父の枕は「くさっ」だったので、お母さんの枕を抱いて眠りにつくエリ子。
誰も自分を知らない、切ない夢を見て涙を流すエリ子。
強がっていても、まだ14才・・・

ツンの多部ちゃんもとても魅力的ですが、この(ふだん隠してる)弱さ・脆さを見せる多部ちゃんは
引きつけますねえ。保護本能をかりたてますよね。凄い揺さぶり攻撃です。
押して、引く(笑)

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今回はスクリーンショットが多くなりました。
それだけ魅力的な多部ちゃんが満載なんです。
表情の変化とか・・・この倍の数の画像を割愛しました。
きりがなくなるので・・・




【思い立ったが吉日?ディズニー日帰りツアー】

昨日12月4日は休日だったので、カミさんのリクエストで、ディズニー・シーに行ってきました。
横浜駅から京急の高速リムジンバスで1時間弱、今にも降り出しそうな天気でしたが、なんとか
傘をささずに済みました。アトラクションの方がぴゃっぴゃっっと水をかけられました。
昼前についたので、イタリアン料理店でパスタを食べて腹ごしらえ(勿論ウィンも)
まずはビッグバンドによるクリスマスショーを楽しみました。
ランドと違って、大人向きですから、お子さんにはつらかったかな?
私は大いに楽しめました。
「スイングしなけりゃ意味がない」「チャタヌガ・チュチュー」などスタンダードから始まって、
クリスマス・メドレーをはさんで最後はシング・シング・シングで大合唱。
主要キャストは黒人シンガーはじめ外国人で、ダンスありタップありで大盛り上がり。
途中、ホワイト・クリスマスが朗々と歌われたときには、涙が出てきました。
締めは「レット・イット・スノー」シナトラの名唱で有名ですね。
あと『ダイ・ハード』でも。

午後はいくつかのアトラクションを楽しんで、インディ・ジョーンズにも会って来て
(お人形でしたが)、暗くなってから、水上クリスマスショーを見てきました。
平日とあって、女子が8割。
終始曇り空で寒かったですが、
たまには、サンタさんがいるって信じてた子供の頃に帰るのもいいものですね。

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レストランのディスプレー

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去年買ったブーツの入れ物を持参すると、ポップコーンが半額になります。
私達が買ったのは、シンプルなソルト&ペッパー
アップルシナモン味とかストロベリー味もあります(おじさんには想像不能)

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SSコロンビア号のレストランにて
オマール海老と帆立のクリーム煮
ワインはシャブリで・・・

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水上でのクリスマス特別アトラクション
ちょっと寒かったです~





【『南極料理人』対『ルート225』】

多部未華子のファーストシーンは「何だ、こりゃ?」という驚きに溢れています。
新しくは『大奥』の初登場シーン、有功も唖然とする、
“誰でも一目で分かる、「少女が『お小姓の格好』をして」ぽつねんと座っている”姿ですね。
おそろしく場違いで不似合いで、現代風に言えば「何これ?どっきり?」的な不条理な状況。
有功にすれば、ここに来るまでに何人もの人が死んでいるんですものね。
脱力感たっぷりです。やはり、多部にはこの役は合わない、と言われても仕方ないかなと・・・
私でさえ、「いや、チョット待って、多部ちゃん。なんか変だよ」と予告編を見たときには
思いましたもの。

でも、原作のイメージどおり(もしくはそれ以上)なんですね、これ。

悲惨な経験を経て、無理やり男の格好をさせられた為、ゆがんだ性格となり、
不本意な役回りを演じさせられている少女が、自分を懐妊させようと乳母が連れてきた、
どこぞの元僧侶とやらにご対面する場面です。(それはのちのち分かること)
多部ちゃんは、まっこと的確な演技をしたのに過ぎませんね。(それものちのち分かること)

見た目は、慣れない格好をした少女が悪代官みたいな芝居をしているようです。
その上、有功をいきなり扇でぼっこぼこにするわけですから、
ますます訳がわかりません。

それで有功の、「いまのは誰や?少女やないか?」と搾り出すような、怒っているような
当惑しているような、頭の中まっしろになったような台詞が引き出されてくるのです。

まさに原作に忠実で、脚本家の意図した、演出家の狙いどおり(以上)の芝居じゃありませんか?

堺サンはこの一連の芝居で、多部ちゃんが「まっすぐ」で「中途半端な表現をしない」役者だと
気づいたはずです。二人の芝居の化学反応はここから始まっていましたね。

閑話休題。

要するに、多部ちゃんは確かな演技をする為には、
「人からどう見られてもかまわない」って思ってますよね。
「写す角度は左斜め45度」とか「いつもライト当てて」とかいう撮影時の注文もありませんね。
へそ出しNG、水着NG、おでこ全開NG、胸タッチ厳禁以外には(多いジャン!)
ですから、第一印象はぱっとしなくても、作品が終わる頃には別人のように輝いた表情になっています。
『HINOKIO』もそう。
『ゴーヤーちゃんぷるー』しかり、
『夜のピクニック』うあ『西遊記』(初めは怒ったような顔でした。理由はあるんですが)
『君に届け』もそうですね。
『鹿男』『ヤスコとケンジ』『浪花少年探偵団』もファーストシーンは怒った顔してましたね。


それが例外なく、最後には(成長・克服したのちの)晴れ晴れとした花が咲いたような顔になりました。
『鹿男あをによし』の堀田イトは、おいおい泣きじゃくってしまいましたが、
これは淡い初恋に敗れた、切なくキレイな涙です。彼女の青春そのものD、美しい涙でしたね。

多部ちゃんは作品の中で、成長し、あるいは困難を克服し乗り越えて、逞しく
見違えるように成長した姿を見せてくれます。
そこが、最初からキレイキレイの“女優さん”とは、一味ちがうところですね。

そして大抵は、外部(相手)に対して、攻撃的・高圧的ではありますが、助けたり助けられたりして
優しく、素直に接するようになります。いわゆる“ツンデレ”です。
それが引きこもりの転校生(の代理ロボット)でも
年子の弟でも、異母兄妹でも、孫悟空でも新任の先生でも、お兄ちゃんでも・・・
本当は大好きで、話しかけたくて、和解したくて、助けてもらいたくて、
そのギャップがたまらないです。

多部未華子さご本人にも、そういう資質があるのかもしれません。

さなぎが蝶になるような成長力と、
本当は優しいのに、裏腹な態度をとってしまう「ツンデレ」力。
それをわかりやすく観る者に伝えてくる表現力・演技力・運動神経。
高いスペックをもった女優力。

恐れ入ってしまいますね。
未知の部分や課題の残る部分、のびしろも勿論ありますが、
もしかしたら、
私達は大変な女優さんにワズラッてしまったのかもしれませんね。

『ルート225』でも多部ちゃんは、14歳から15歳になる少女の“成長”を自然体の演技で
見せてくれています。ファーストシーンはキョーレツな魚顔です(笑)
シチューを作る母親の後姿を怪訝な顔(誰が見ても怪訝そうな顔)で、ドア越しにうかがっています。

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黄色い花のアレンジメントを眺めるエリ子。
あとで、彼女達が異次元に迷いこんだことを示唆する伏線のひとつですが、
このときのエリ子の捌け方が好きです。
なんか後方にまっすぐ並行にワイプしていくんですね、面白いです、この子の動き。

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軍手の看板に「グッ」とやるエリ子。
切れが異常にいいです。これまでの生活(Aの世界)の中で、ここを通るたびに
よくやっていたんでしょうね。元の世界に帰れなかったのは、実は・・・、と思ったりして(笑)

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「ダイオキシン8倍」の落書きを人に見られまいと、かばったりする一方で、弟ダイゴの背中を
傘で突いたりします。見てください、この顔。誰が見ても「ふん!」って言ってる顔ですよね。

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ダイゴの誕生日の家族写真。
ラストにあんなことになるとは・・・
2回目3回目見返すときには、この写真がでてくるところで、もうウルッと来てしまいます。

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次回はパラレルワールドについて、です。


【堺雅人ついに「草」認定】

女優・菅野美穂は、大阪市内で5代将軍・綱吉役を演じた映画「大奥~永遠~右衛門佐・綱吉編」
(12月22日公開)の発表会見に出席した。主演の俳優・堺雅人(39)の印象について
「草食系というか植物のような人」と話し、笑いを誘った。
(YahooJapanニュース)

堺サン、凹むな(笑)
菅野ちゃんキビシイ(笑)
草食系ならまだしも、植物じゃ(喰えないョ)
でも私は知ってますよ、やる時はやるって・・・w

そういえば竹内結子には「おじいちゃんみたい・・・」って言われてましたね(~▽~)


【デイリースポーツニュース】


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【スケートをする多部ちゃん】

こんなの拾ってきました。
ちょうど3年前の記事ですね。

【GetNavi裏話ブログ】


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【12/2(日)シアターN渋谷閉館】

本日、『ルート225』初日上映館であった、シアターN渋谷館が閉館となりました。
最後の上映作品は『カリフォルニア・ドールズ』(懐かしい!ピーター・フォーク若い!)

『ルート225』の頃は、B・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム 」とか上映してたんですね。
この頃から多部ちゃん知っていたかったなあ・・・


【シアターN渋谷上映作品一覧】
なんすか?『ゴスロリ処刑人』て・・・
『大巨獣ガッパ』懐かしいですねえ(笑)


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【対岸の彼女】

「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]は、ほとんど原作マンガに沿っていると思います。
若干の改変はありますが、本筋には影響ない程度でしょうか?

神山由美子という脚本家は、『松本清張 黒革の手帖』とか最近では『美しい隣人』が有名ですが、
このカフェに立ち寄られる多部ファンにとっては、なんと言っても
『対岸の彼女』の脚本ですよね。

出演時間は少ないのに、まさしく多部未華子の主演作じゃないか、
多部未華子の使いどころをよく心得ている、
多部ちゃんがオイシイところ全部もってっちゃうじゃん、


『大奥』を見られて、そう思った方、未見ならば
是非、『対岸の彼女』をご覧になって下さい!

出来れば、女性の方

これは女性どうしの友情の話ですから、やはり、女性に見てほしい作品です。

Wowowのドラマですが、何故か再放送しません。

レンタルビデオ店にもあまり置いていません。

宅配レンタルビデオを利用するか、

買うか、です(笑)


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原作者の角田光代が号泣したという、多部ちゃんの姿は必見!
原作者のロングインタビューも収録。



【多部ちゃんのライバルは多部ちゃん】

お楽の最期は悲惨でしたせまってね。
捉えられて大奥の籠の鳥にされ、不自由な身体となって赤面疱瘡を患い、
親元にも帰れぬまま、我が子千代姫の頬に触れることも叶わず、
ひっそりと息を引取ります。

春日局も薬断ちをしたまま静かに最期を迎えました。
有功・家光らに看取られながら・・・
人知れず、橋の上ですすり泣きする正勝のシルエットに涙が出ました。
「母上」とも声を掛けられず、わが子の死も知らずに。

お楽も春日も幸せな人生とは言えませんでしたが、ふたりとも有功に看取られ、
それまでの苦役、災難、不運から解き放たれたような穏やかな臨終だったと思います。

それにしても多部ちゃんの声はイイですね。
有功、有功、有功・・・
春日、春日、春日!


台詞はそれぞれ名前を呼んでいるだけなのに、
前者か、いとおしさや可愛らしさ、女性としての至福感が狂おしいほど横溢しているのに対し、
後者からは、悲しさとともに、孤独感、せつなさ、これまでの様々ないきさつによる複雑な思いが感じられます。

春日局は、自分の死期が迫っているのを悟り、村瀬に『没日録』(大奥の記録)を書き続けるよう命じ、
有功に、今後の大奥と上様の行く末を頼みましたね。
これらは、映画へと繋がる伏線でもありますので、その辺はぬかりないです。

前回から描かれてきた、赤面疱瘡による若い男性の減少、近来稀に見る飢饉、
このままではこの国は滅びてしまうか、ふたたび戦乱の世に戻ってしまう。

OKU1130A
「もしわしがここに生まれてきた意味がどこかにあるというなら、今は確かめてみたいのじゃ。
そして、わしに果たすべき役割があるのなら、それを果たしたい。今はそう思うておるのじゃ。」
以前玉栄にこう語っていた家光。
六人衆の「時は今」、このときに既に腹を括っていたのですね。
いい表情です。凛としていて、うっすら不敵な笑みさえ含んでいませんか?

家光は徳川の血統と治世と、日本社会の回復のため、「人柱」となり、
女将軍として、君臨することを決意する。
よう聞け! 父、三代将軍・家光は十年前すでにこの世を去られた!
わしは徳川の世を支えるため、その父上の名代として一時この将軍の名を借りているにすぎぬ。
あくまでもこれは、いつの日かまた男子の人口が増え、男子が家督を継ぐようになる
その日までの仮の措置。

よって、わしは、父上の名である三代家光を名乗ることとする。

表向きのことは何も心配いらぬ。
優れた幕閣達の補佐により、政はつつがのう進められよう。

わしは、この徳川の世を永久につなげるために生まれてきた。
将軍という名の人柱である!

万が一、このまま男子が減り続けこの世が滅ぶというのなら、
わしも共に滅びるまでのこと。」


ここまでの口上だけでしびれてしまいます。
落ち着いたトーン、支配者としての威厳のある口調から
一転悲壮感さえ漂う力強い宣言を放つ朗々とした張りのある声。

そして、最後にすべてのものに有無を言わせぬ威圧感をもっての
「誰か、わしが女将軍となることに異存があるかぇ!?」

この「ぇ」っていうのが効いてます。
女性らしさと同時に高圧的な「上から目線」ですね。
演技力がなければ、とんでもない学芸会になってしまいます。
「姉さん、どこまでもついていきヤス!」

OKU1130B


みんな押し黙って平伏するしかありませんがな、鳥肌が立ちます。
しのぶセンセの啖呵を凌駕しています。
それは、背負う経験値が違うから・・・
ですから、しのぶセンセはどんな迫力で吼えても
「子ども産んだこともないクセに」と現実に生きる者からの反撃を許してしまう。
(まあ、それがしのぶセンセのかわいいところでもあるのですが)

ところが、ありとあらゆる不幸の連続であった過去を背負い、有功との愛によって救済され、
自分の使命と存在意義を見極めたいと悟った少女との差異ですね。

でもしのぶセンセで苦労した甲斐がありましたね。

家光役は、多部未華子の集大成であると同時に新境地と可能性を知らしめました。
多部ちゃんより、可愛く少女のいじらしくあどけない感じの女優さんはいるかもしれません。
やんちゃな男の子のような、いたずらっぽい表情の出来る女優も他にもいます。
筋金入りの役者・堺雅人を相手に瑞々しくも初々しい、美しいラブシーンをこなせる女優さんも他にいるでしょう。
複雑な思いとともに母親のように接してくれた春日を看取るときの切なさ、悲しさをもっと切実に演じる女優もいるでしょう。
凛とした、迫力のある口上をのべ、男達を平伏させる女優も他にいますよね。

それをひとりの女優が演じるとなると、これは物凄く難しいですね。

でもここに多部未華子がいます。
(超)清純派とか演技派とか本格女優とか、そういう基準ではなく、

多部ちゃんは「多部未華子」というジャンルです。

『デカワンコ』を観た時、『山田太郎物語』や『ヤスコとケンジ』『GM』はまるでその為の“習作”かと思いました。
今、『大奥』を見ていると、これまでの全てのキャラを総動員している夜思いました。
一子や爽子もチラッと出ていましたよ。
その上で、(妄想でなく)恋に落ちる女性を艶やかに、清々しく演じてくれました。
その時代のキャリアウーマンの旗頭としての「出来る女性」も。

過去の作品や演じたキャラを上書きして、さらに進化(深化)を遂げる多部未華子。
一方で、バラエティ番組で、可愛らしい少女のような素も見せてくれます。
ツンデレ、ギャップ萌えと言う点では他の追随を許さないでしょう(笑)

つまり多部未華子のライバルは(過去の)多部未華子、ということですね


※それから、これ以上エロいシーンとかヌードとか、
ファンは求めていませんよ、きっと。それだったら他のひとを応援するでしょう。
むしろ、やめろやめろって押しかけたり、エキストラとして潜入して撮影妨害するかも。
「Dカップ」というのも悪質な言いがかりです(笑)
そういう要素ははなから求めていませんからw

まあ、そういう雑誌読む層にも、知名度が出てきたってことでしょうかね?